香典を受け取る側のマナー――受付・記帳・お礼の考え方
葬儀の場では参列する側の作法に目が向きやすい一方で、「香典を受け取る側としては、どのように対応すればよいのだろう」と戸惑うご家族も少なくありません。
香典は、故人様への弔意とご遺族を気遣うお気持ちとしてお預かりするものです。だからこそ、受け取る側も形式だけで動くのではなく、失礼のない受け答えや落ち着いた対応を心がけることが大切です。今回は、香典を受け取る側の基本的な考え方を、受付・記帳・お礼の流れに沿ってわかりやすくご紹介します。
■香典を受け取る場では、まず「丁寧にお預かりする」ことが基本です
香典を受け取る場面では、何よりもまず、相手のお気持ちに対して丁寧に向き合うことが大切です。受付では、慌ただしい中でも落ち着いて対応し、無言で受け取るのではなく、短くても心を込めた挨拶を添えることで印象は大きく変わります。
ご遺族が直接対応する場合もあれば、ご親族や近しい方が受付を担う場合もありますが、誰が受け取る場合でも大切なのは、事務的になりすぎないことです。深く言葉を交わす場面ではなくても、「お心遣いをありがとうございます」といった一言があるだけで、受け取る側の姿勢は自然に伝わります。
■受付や記帳は、事前に流れを決めておくと安心です
葬儀当日は、受付まわりが想像以上に慌ただしくなることがあります。香典を受け取る人、記帳をご案内する人、香典を保管する人など、役割があいまいなままだと、対応にばらつきが出やすくなります。そのため、事前に「誰がどこを担当するのか」を決めておくと安心です。
また、記帳についても、参列者のお名前やご住所を確認しやすいよう整えておくことが大切です。後日、お礼やご挨拶を考える際にも役立つため、受付ではその場を回すことだけでなく、あとで困らないよう丁寧に記録を残す意識が必要になります。特に余市町、仁木町、赤井川村、古平町、積丹町、小樽市蘭島など、地域内外から参列がある場合には、どなたがいらしたのかをきちんと把握しておくことが、その後のご挨拶にもつながります。
■受け取る時のお礼は、簡潔で落ち着いた表現で十分です
香典を受け取る場では、長くお話しする必要はありません。むしろ、参列者の思いに配慮しながら、簡潔で落ち着いた言葉でお礼を伝えるほうが自然です。無理に言葉を重ねるよりも、場にふさわしい静かな対応のほうが、かえって丁寧な印象になります。
また、ご家族としては悲しみの中にあり、常に適切な言葉がすぐ出てくるとは限りません。そのため、受付をお願いする方にも、あらかじめ基本的な受け答えを共有しておくと安心です。難しく考えすぎず、失礼のない言葉を落ち着いて伝えることを意識すれば、十分にお気持ちは伝わります。
■香典の扱いは、受け取った後まで含めて考えておくことが大切です
香典は受け取った瞬間だけで終わるものではなく、その後の整理や確認まで含めて丁寧に扱うことが大切です。受付後にそのままになってしまうと、記録との照合がしにくくなったり、お礼や香典返しを考える際に混乱が生じたりすることがあります。
そのため、香典を受け取った後は、記帳内容と照らし合わせながら確認し、後日の対応に備えて整理しておくことが大切です。葬儀直後はご家族も心身ともに疲れやすいため、最初から完璧を目指すのではなく、手伝ってくださるご親族や葬儀社と相談しながら進めると負担を減らしやすくなります。
■大切なのは、形式よりも相手への敬意です
香典を受け取る側のマナーというと、細かな作法ばかりを気にしてしまいがちですが、いちばん大切なのは、故人様を思って足を運んでくださった方への敬意です。受け取り方や言葉づかいに迷うことがあっても、相手のお気持ちを粗末にしない姿勢があれば、必要以上に不安になることはありません。
余市葬祭社「中道造花店」では、余市町をはじめ仁木町、赤井川村、古平町、積丹町、小樽市蘭島など北後志地域で、葬儀前のご相談から当日の進行、葬儀後のことまで丁寧にご案内しています。受付や香典の受け取り方についても、ご家族のご事情や葬儀の形に合わせてご説明しておりますので、不安なことがあればどうぞ早めにご相談ください。
投稿者プロフィール

- 余市葬祭社「中道造花店」は、長きにわたり葬祭サービスを通じて、北後志の皆様と共に歩んでまいりました。遺されたご遺族様、ご親族様に心から満足していただけるご葬儀が行えるように、真心を込めてお手伝いさせていただいております。これからも地域密着型の葬儀社として「送る人」「送られる人」の想いに寄り添い、充実した葬送サービスをご提供してまいります。
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