冬の葬儀参列で迷いやすい服装と振る舞い――北海道ならではの注意点
2月の余市町周辺は、一年の中でも特に積雪が多く、厳しい寒さや吹雪に見舞われる季節です。
この時期の葬儀に参列する際、「喪服だけでは寒さが厳しいが、どこまで防寒対策をしてよいのか」「雪道での足元はどうすれば失礼にあたらないのか」と迷われる方も少なくありません。
冬の北海道では、一般的な葬儀のマナーに加えて、安全や体調への配慮も大切な要素となります。
ここでは、冬季の葬儀参列で知っておきたい服装や振る舞いのポイントを、余市の気候事情を踏まえてご紹介します。
1.コートなどの防寒着について
葬儀に参列する際のコートは、黒・紺・グレーなどの落ち着いた色合いが基本とされています。
ただし、氷点下になることも多い北海道の冬では、体調を崩さないことを優先して考える必要があります。
ビジネス用のダウンコートなど、派手な色や装飾のないものであれば、特に問題になることはありません。
一方で、毛皮やフェイクファー、動物柄など、殺生を連想させる素材は避けるのが無難とされています。
式場に到着した際は、入口でコートについた雪を軽く払い、クロークがある場合は預けるか、案内に従って手に持って会場内へ進みましょう。
2.足元の雪対策と履き替え
冬の葬儀参列で、特に注意したいのが足元です。
礼装用の革靴やパンプスは、雪や凍結した路面では滑りやすく、転倒の危険があります。
北海道では、移動中はスノーブーツや滑り止めの付いた冬靴を履き、式場に到着してから礼装用の靴に履き替えることは、失礼にはあたりません。
安全を優先した行動として、多くの方が行っています。
余市葬祭社の各式場では、靴の履き替えができるスペースを設けておりますので、無理をせず安全な靴でお越しください。
また、会場内は暖房が効いていても足元は冷えやすいため、黒色の厚手のタイツや靴下を着用するなどの工夫も有効です。
3.吹雪や積雪による到着の遅れについて
冬の余市では、急な吹雪や積雪により、交通機関の遅れや道路の渋滞が発生することも珍しくありません。
そのため、やむを得ず開式時刻に間に合わない可能性が出てきた場合には、事前に葬儀社やご遺族へ連絡を入れることが大切です。
遅れて到着した際は、受付のスタッフに一言お詫びを伝え、案内に従って静かに席へ移動しましょう。
無理をして急ぐよりも、安全を最優先に行動することが、結果的に周囲への配慮にもつながります。
4.冬場の香典や記帳の注意点
雪道を歩いてくると、コートやバッグが濡れてしまうことがあります。
受付で香典をお渡しする際や、記帳を行う際には、周囲の方や備え付けの書類を濡らさないよう、ハンカチなどで水気を拭き取ってから対応すると安心です。
こうした細やかな配慮は、北海道の冬ならではの状況を踏まえた、さりげない心遣いといえるでしょう。
冬の葬儀参列は、寒さや足元の不安など、参列する側にとっても負担の大きい場面となります。
そのような中で足を運ぶこと自体が、ご遺族にとっては大きな心遣いとして受け取られます。
無理のない範囲で防寒対策を行い、安全を最優先にしながら、落ち着いた気持ちでお別れの場に臨むこと。
それが、冬の北海道における参列者としての大切な配慮といえるでしょう。
投稿者プロフィール

- 余市葬祭社「中道造花店」は、長きにわたり葬祭サービスを通じて、北後志の皆様と共に歩んでまいりました。遺されたご遺族様、ご親族様に心から満足していただけるご葬儀が行えるように、真心を込めてお手伝いさせていただいております。これからも地域密着型の葬儀社として「送る人」「送られる人」の想いに寄り添い、充実した葬送サービスをご提供してまいります。
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