ご安置の場所で変わること・変わらないこと――自宅・施設・安置室、後悔しない選び方
大切な方が亡くなられた直後、ご家族が向き合う大きな判断の一つが、「故人様をどこへお連れするか」というご安置場所の選択です。
葬儀までの数日間、故人様をどのような環境でお預かりするかは、その後の進行やご家族の判断にも関わってきます。
古くから余市では、「住み慣れた我が家」でお迎えすることが一般的でした。
しかし近年は、住宅環境の変化に加え、後志(しりべし)エリア特有の冬の気候や積雪状況を踏まえ、状況に応じた安置場所を選ばれるご家族も増えています。
ここでは、ご安置場所ごとの特徴と、選ぶ際に知っておきたいポイントを整理してお伝えします。
1.家族の絆を大切にする「自宅安置」という選択
「最期は住み慣れた自宅に連れて帰りたい」というお気持ちは、今も多くのご家族が持たれています。
ご自宅であれば、ご家族が交代で付き添い、身近な空間の中で故人様と向き合う時間を持つことができます。
一方で、冬の余市周辺では、いくつか確認しておきたい点もあります。
寝台車が安全に進入できるかどうか、除雪状況はどうか、室内の温度管理が可能かといった点です。
特に冬場は、暖房を控えながら室温を保つ必要があり、ご自宅の環境によっては管理が難しい場合もあります。
そのような場合には、ドライアイスの使用や交換、枕飾りの設営などを含め、余市葬祭社のスタッフが状況に応じて対応し、ご自宅でのご安置が可能かどうかを一緒に確認していきます。
2.専用安置施設という、現実的な選択肢
住宅事情や気候条件を踏まえ、余市周辺で選ばれることが多いのが、専用のご安置施設です。
中道造花店 余市葬祭社では、住宅型ご安置施設「中道すずらんホール別館 和なごみ」を運営しています。
安定した環境でのお預かりが可能です
「別館 和なごみ」は、ご自宅に近い落ち着いた空間でありながら、施設として適切な温度管理が行えるご安置施設です。
天候や住宅環境の影響を受けにくく、冬場でも安定した状態で故人様をお預かりすることができます。
ご自宅での受け入れが難しい場合や、準備に時間がかかる場合でも、まずは安心してお任せいただける場所として、多くのご家族にご利用いただいています。
3.寺院や日程調整との関わり
病院や介護施設では、長時間のご安置が難しい場合が多く、ご安置場所の決定は、寺院(菩提寺)への連絡や、火葬場の空き状況を踏まえた日程調整にも影響します。
余市葬祭社では、単に安置場所をご案内するだけでなく、枕経(まくらぎょう)を行う場合の設えや、宗教者をお迎えする際の流れについても、地域の慣習を踏まえてお伝えしています。
「一度は自宅に連れて帰り、その後に施設へ移したい」といった段階的なご要望にも対応しておりますので、ご事情に合わせてご相談ください。
どの場所でも変わらない、大切なこと
ご安置の場所がどこであっても、故人様を大切にお預かりする姿勢に変わりはありません。
余市葬祭社では、1963年の創業以来、この地域の住宅事情や気候、風習を踏まえながら、ご家族の意向に沿った対応を続けてきました。
今の状況で、どの場所が最も適しているのか。
ご家族の考えや環境を丁寧に伺いながら、無理のない選択ができるよう、地域の葬儀社としてお手伝いしてまいります。
投稿者プロフィール

- 余市葬祭社「中道造花店」は、長きにわたり葬祭サービスを通じて、北後志の皆様と共に歩んでまいりました。遺されたご遺族様、ご親族様に心から満足していただけるご葬儀が行えるように、真心を込めてお手伝いさせていただいております。これからも地域密着型の葬儀社として「送る人」「送られる人」の想いに寄り添い、充実した葬送サービスをご提供してまいります。
最新の投稿
葬儀の知識2026/02/06ご安置の場所で変わること・変わらないこと――自宅・施設・安置室、後悔しない選び方
葬儀の準備2026/01/22もしもの時、最初に動くのは誰?――冬の緊急時にも慌てない連絡・判断の整理方法
葬儀の準備2026/01/08葬儀内容はいつ・どう決まっていく?――打ち合わせで確認される流れと考え方
その他2025/12/22余市町での家族葬の実際─地域に合わせた葬儀の工夫






















































