コラム
弔問を受ける側の対応――無理をしない、失礼にならない考え方
2026/07/19
葬儀の前後には、ご親族だけでなく、故人様とご縁のあった方が弔問に訪れたいとお考えになることがあります。そのようなお気持ちはありがたい一方で、ご遺族にとっては心身ともに余裕がない中での対応になるため、「どこまで応じればよいのだろう」「失礼にならない断り方はあるのだろうか」と悩む方も少なくありません。 弔問を受ける側の対応で大切なのは、無理をして丁寧に振る舞いすぎることではなく、相手への敬意を保ちなが…新盆(初盆)とは何をするもの?―準備と心構えを整理する
2026/07/03
新盆(初盆)は、故人様が亡くなられてから初めて迎える大切なお盆です。言葉は聞いたことがあっても、「普通のお盆と何が違うのか」「何を準備すればよいのか」までは、はっきりわからないという方も少なくありません。 特にご家族にとっては、四十九日を終えて間もない時期に迎えることもあり、気持ちの整理がつかない中で準備を進める場面もあります。だからこそ、最初から難しく考えすぎず、新盆とはどのような供養で、どのよ…宗教・宗派によって何が違う?―葬儀の進行と作法の基本整理
2026/06/23
葬儀について考える時、「仏式かどうか」までは何となくイメージできても、宗教や宗派によって実際に何が違うのかまでは、よくわからないという方も少なくありません。ご家族の中でも考え方が分かれていたり、普段は意識していなかった信仰やお付き合いの関係が、いざという時に初めて見えてくることもあります。 葬儀の違いは、単に呼び方だけではありません。式の進み方、祭壇まわりのしつらえ、参列時の作法、用いる言葉など、…延命治療の意思表示はいつ・どう伝える?――家族が迷わないために
2026/06/08
延命治療については、実際にその場面が近づいてから考えようとすると、ご本人にとってもご家族にとっても大きな負担になりやすいものです。いざという時に気持ちを落ち着けて判断するのは簡単ではなく、「本人はどうしてほしいと思っていたのだろう」とご家族が迷ってしまうことも少なくありません。 だからこそ大切なのは、体調が大きく変化してからではなく、まだ自分の考えを落ち着いて伝えられるうちに、少しずつ気持ちを整理…葬儀内容はいつ・どう決まっていく?―打ち合わせの流れと判断のタイミング
2026/05/20
ご逝去の直後は、深い悲しみの中で短時間のうちにさまざまな判断が必要になります。そのため、「葬儀の内容はいつ決めるのか」「最初の打ち合わせで全部決めなければならないのか」と不安を感じる方は少なくありません。 実際には、葬儀の内容が一度の打ち合わせですべて決まるわけではありません。最初に決めること、状況を見ながら整えていくこと、その後に確認していくことがあり、順を追って進んでいくのが一般的です。今回は…香典を受け取る側のマナー――受付・記帳・お礼の考え方
2026/05/06
葬儀の場では参列する側の作法に目が向きやすい一方で、「香典を受け取る側としては、どのように対応すればよいのだろう」と戸惑うご家族も少なくありません。 香典は、故人様への弔意とご遺族を気遣うお気持ちとしてお預かりするものです。だからこそ、受け取る側も形式だけで動くのではなく、失礼のない受け答えや落ち着いた対応を心がけることが大切です。今回は、香典を受け取る側の基本的な考え方を、受付・記帳・お礼の流れ…死亡後に必要な手続きは何から始める?―期限で整理する基礎知識
2026/04/17
4月は年度替わりの時期でもあり、暮らしの中でも何かと手続きが増えやすい季節です。ご家族を見送った後は、葬儀が終わってひと息つく間もなく、「このあと何をすればよいのだろう」「役所や銀行にはいつ連絡するのだろう」と戸惑う方も少なくありません。 死亡後の手続きには、すぐに必要なものもあれば、少し落ち着いてから進められるものもあります。すべてを一度に把握しようとすると負担が大きくなるため、まずは「期限が近…火葬当日の流れを事前に知っておく―当日慌てないための全体像
2026/04/06
4月に入り、余市町周辺でも雪解けが進み、少しずつ春らしさを感じる頃になりました。冬の間にご不幸があったご家庭はもちろん、もしもの時に備えておきたいとお考えの方からも、「火葬の日はどのように進むのですか」「どこまで立ち会うものなのでしょうか」といったご質問をいただくことがあります。 葬儀の流れは何となくイメージできても、火葬当日の動きまでは詳しく知らないという方は少なくありません。そこで今回は、当日…納骨の時期に決まりはある?―四十九日を過ぎても問題ない理由
2026/03/23
3月に入り、余市町周辺でも少しずつ雪解けが進み、春の気配を感じられる季節となってきました。 この時期になると、冬の間にお見送りをされたご家族から、 「納骨はいつ行えばよいのでしょうか」 「四十九日までに納骨しなければならないのでしょうか」 といったご相談をいただくことが増えてきます。 特に雪深い北海道では、冬の間はお墓を開けることが難しい場合も多く、納骨のタイミングに悩まれる方も少なくありません。…訃報連絡はどこまで伝える?――親族・近所・仕事関係の線引きの目安
2026/03/10
大切な方が亡くなられた際、葬儀の準備と並行して考えなければならないのが「訃報を誰に、どこまで伝えるか」という点です。 特に近年は葬儀の形が多様化していることもあり、「連絡の範囲」に迷われるご家族が増えています。 「知らせなかったことで失礼にならないだろうか」「どこまで伝えるのが一般的なのか」 こうした不安を抱くのは、決して珍しいことではありません。 ここでは、訃報連絡を行う際の考え方と、線引きの目…































































